干る干る満ちる
October 30, 2012 at 04:11PM
「潮満珠(しおみつたま)」は丸い水晶型、「潮涸珠(しおふるたま)」は大きさの違う円柱を4段重ねた形で約5〜7センチ。
古事記には、初代天皇(神武天皇)の祖父に当たるホオリ(山幸彦)が海の神様ワタツミから授かり、釣り針を巡ってけんかした兄のホデリ(海幸彦)を「潮満珠」でおぼれさせた後、「潮涸珠」で助けてひざまずかせたと書かれている。
公開は、3日は正午から、4日は午前9時からで、いずれも午後4時まで。本殿で拝観券を配布する(無料)。このほか戦後の混乱期に消失し、昨年、日本屈指の刀鍛冶が記録を基に復元した「鵜ノ丸(うのまる)太刀」も初公開される。本部宮司は「次はいつ公開するかわからない。古事記の場面に思いをはせ、古事記を見直すきっかけにしてほしい」と話している。
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昔読んだ絵本の「海幸彦 山幸彦」では、潮をひかせる方は「しおひるたま」って書いてあったような記憶があるのですが、
潮干る珠 とは - コトバンクしおひる‐たま〔しほひる‐〕【潮干る▽珠/潮×涸る×瓊】
潮を引かせる霊力があるという玉。しおふるたま。干珠(かんじゅ)。→潮満(しおみ)つ珠(たま)
◆「ひ(干)る」は、上代には上二段活用だったので、古事記に「塩乾珠」とあるのなどは「しおふるたま」と読むべきものとされる。
だそうです。
しかしいいなぁ、見たいなぁ…。