ひさびさに本を読み終えた
読んでる途中で放置しちゃうことが多いんで、久々の読了。
昨日読み終えた本↓
- 作者: 高山正之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/08/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 原武史
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/10/13
- メディア: 新書
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前者は朝日新聞を痛烈に批判している本。
かなり極論をずばずば言ってのけるので(都知事風?)、ちょっと抵抗はあったりしたんですが、今まで聞いたことのない歴史・外交関係等のエピソードは非常に面白かったです。
そして311ということで昨日読み始めた2冊目の本が、偶然にも朝日新聞出版の本。
私は親の転勤で小学校時代には仙台の仙石線沿線に住み、中学時代には1年半ほど宮古市に住んで三陸鉄道も恐らく10回程度は乗ったことがあります。
「震災と鉄道」、第2章くらいまではこの書名にふさわしい内容で、自らの思い出も手伝って非常に興味深く読みました。
ところが中盤から、新幹線→リニアと話題が展開し、東京〜名古屋間リニアなんかじゃなく、博多〜釜山を繋ぐ弾丸列車を、とか訳分かんない話になったり、中国の鉄道技術に対するJRの優越感やら焦りがどうの…
直前に読んでいた最初の本の批判(朝日の中韓寄り)が的を射ていたことを自ら証明する形になってしまい、「あ〜あ」となってしまいました。
7割方は面白い内容だったのですけどね。
筋道が逸れて「あれれ、タイトル忘れたの?」となると、「いやいや、ここでこう結び付くんだよ」と取り繕われてる(こじつけられてる)感じを随所で感じて、後半はやや興醒めでした。
でも、どちらの本も知識として吸収したい箇所はたくさんあったのに、読み終わったそばから忘れてしまう自分の記憶力が恨めしい><