つぶやき保管庫

気まぐれに書きに来ます。

ちょっと気になったので。

今朝の日経新聞電子版の1面記事、昨日死刑判決が確定した光市母子殺害事件の犯人の元少年について、「お断り」として書いてた記載が気になった。

日本経済新聞社少年法を尊重し、被告の元少年をこれまで匿名で報じてきましたが、最高裁判決で死刑が確定するため実名に切り替えます。犯行時少年だった被告に死刑判決が下された重大性に加え、被告の更生の機会がなくなることを考慮しました。

「更生の機会がなくなることを考慮」ってどういう意味?

別に私個人の意見としては、実名報道に切り替えようが切り替えまいが、特にどうこうというのはないのだが、この言い回しが気になった。
もしかしてただの揚げ足取りになっちゃうかな?

なんとなくこの言い回しだと、日経新聞の「配慮」みたいに受け取れる。でも一体誰に対しての?
実名報道は「更生の機会がなくなる」ちゅうより、「更生の機会”をなくす(なくさせる)”」ことになると思うんだけど。
そういう風に思わせないための逃げ口上みたいに受け取れて、何だか腑に落ちなかった。

それとももしかして、死刑反対、元少年の更生の機会をなくすことに反対、という意味を込めてんのかな?


追記:こんなまとめがあったので掲載。
光市母子殺害事件の死刑確定、各新聞社の実名報道の対応とその理由 - Togetterまとめ